Little Glee Monster 秋ツアー大阪2日目 感想
この記事では、Little Glee Monster(リトグリ)が2019年秋に行ったツアー
「Monster Gloove Party!!!!!」の大阪2日目オリックス劇場で行われたライブの、全体的な感想を書いています。
詳細なレポートではありませんが、
当ツアーに今後参戦予定で、ライブの内容について事前に知りたくない方、ネタバレはちょっと、という方は読まないでください。
なお、ライブから若干日があいてしまい、記憶違いなどあると思いますが、ご了承願います。
1.ライブ全体について
私にとって、1年半ぶりのライブ参戦でした。
前回は、大阪城ホールの2日目。
その年に生まれた娘が今年1歳になり、
少し早めの夕方なら夫に預けて外出できることを見込んで、
ファンクラブでチケットを申し込みました。
結果、前から11列目でしかも真ん中の一つ左のブロックの右端という、
これまでで最高の席が当たりました。
そんなすばらしい席で見ることのできた今回のライブ、
一言でいうと、ショーにこだわったライブだったのかなと。
アメリカとかの女性歌手が、びっくりするような露出多めの衣装で歌ったりするじゃないですか。
「私は見世物です!」と言い切っているような潔さがあって私はけっこう好きなんですけど、
なんとなく、リトグリのライブからそういう方向性を感じました。
お腹出してる衣装もそうですし。
MAYUなんか、最初の衣装でおへそまで見えていて、ついまじまじと見てしまいました。しかもMCでしゃべりながらズボンの縁のあたりを手で直して?いたのもソワソワシチャッタヨ。
ECHOの衣装はMAYU、芹奈、manakaの3人が腹見せ衣装で、これはあべのハルカスでやっていたリトグリ展のライブ映像で気づいたんですけど、やっぱりみんな歌う時腹筋割れてるのね。
私の気のせいでなければ。
超かっこいい。
腹筋しっかりしてる女子大好き。
そんな私の好みはいいとして。
ソロコーナーに入る前の、
演劇の舞台みたいな不思議な演出もこれまでにない感じでした。
それと、これまでは、リトグリメンバー衣装替えの間バンドのみの演奏があり、
そこからメンバー登場、次の曲までが一連の流れの中に入っていることが多かったと思います。
今回は、バンド演奏の後いったん演奏が完全にストップしてから、
次の曲「明日へ」が始まるという感じ。
舞台の場面の切り替えを大事にしている印象でした。
また、MCの少なさも印象的でした。
全国ツアーだと元々このくらいだったっけ??
2017年の秋ツアー、どうだったかな…
今回は、序盤に主にMAYUがしゃべったMCがあったのと、
アンコールのMC以外はほとんどなかったと思います。
そのため、時々舞台が暗転して次の曲が始まるまでの時間(メンバーが水を飲んだりしている)が少し長いことがあり、
客席でイスに座る音が聞こえたりしました。
MCを少なくし、より多くの曲を届けようとしてくれたのかな、と。
あとセットリストの流れにもこだわった結果なのかもしれません。
さらに、アンコールも2曲と、いつもよりボリューム抑えめで、撮影OKの曲も今回は無し。
ただ、アンコールがアカペラでの洋楽カバー曲披露と、
発売予定シングルの「ECHO」だったので、
インパクト強めのアンコールではありました。
このアカペラが本当に素晴らしかった!!!
ここは声を大にして言いたいです。
今回はメドレーではなかったのですが、
前回作のアカペラ(武道館)を超えてきました。
ちょっとこれ、クオリティー高すぎじゃない??
すでに世界で活躍しているレベルのアカペラじゃない??
リードボーカル、コーラス、ベースボーカル、各パートが本当に仕上がっていて、
コーラスがしっかりまとまっていて、
強弱の幅とかさすがプロ!って感じで、
いつまでも聴いていたい気持ちよさでした。
リトグリは本当に成長し続けているからすごい。
何度でも聴きたいアカペラだったので、CD音源化されないかなあ、という希望を抱いています。
次のアルバムに収録でもいいし、
リトグリのアカペラ傑作選みたいなライブ音源集を発売してくれたら、10枚くらい買って周りに配布するのに。
そしてECHOもまたブレないかっこよさで、
間奏でみんなで拳を振り上げる一体感も良かった。
去り際が、これまでのアンコールのパターンと逆で、
プログラム最後の曲の後は、一人ずつ「ありがとうございました!」と言って笑顔ではける感じだったのに対し、
アンコール終わりは、曲の終わりと共にほぼ暗転?して、表情のわからない状態で背を向けて煙の中去っていく、という感じでした。
(プログラム最後がHop Step Jump!だったのも意外でした。)
これまでの、アンコールの後出演者挨拶のパターンだと、
客側も、リトグリにありがとうバイバイしてすっきり終了、日常にカムバック、という切り替えがしやすいように思いますが、
今回はあえて「えっこれで終わり!?」と思わせる、より余韻を残す終わり方だったのかなと。
正直私も、ライブが終わった後、もっと見たい!!と思ったので、
効果てきめんなのかもしれません。
そんな、新たな挑戦を感じさせるアンコールでした。
2.ソロコーナーの感想(特にmanaka)
個人的に、リトグリのライブでソロコーナーを見るのは初めてでした。
最初に行ったライブが2017年の春ツアーで、
その後2018年の秋ツアーは行けなかったので。
いいですね、ソロコーナー。
各メンバーが本当に個性豊かで、
それぞれ個人でも戦える武器を持っていることがよくわかって。
最初はかれんのダンス。
「小さな恋が、終わった」の選曲が意外。
動きのキレとなめらかさが半端じゃなかったです。
よっっっっぽど、体幹とか足腰とかしっかりしてないと、あんな動きできないと思います。
そしてかれんのポニテ良い。好き。
次はMAYU(だったかな?)。
なんと男装。
事前に「イケメン」との評を聞いていたけど、
登場した時点で半分くらい持ってかれたわ。
曲はおそらく男性ボーカルの曲。
MAYUの声はファルセットも美しいのですが、個人的には中低音域が好きで、
そんな私にとってはもう、幸せタイムすぎました。
次はアサヒの「少女A」
歌声も雰囲気も、ハマってました。
昭和の曲は彼女に合いますね。
衣装が総レース?っぽくてすごかった。
次はmanaka。
何か機材を前にしています。
アカペラで英語の曲を歌い始めたと思ったら、
その声を録音していて、
次はハモリパートを歌って録音。
その瞬間、ああこれか!!と。
ツアーに参戦した方がツイッターで、「一人アカペラ」「DJ」と言っているのを見ましたがあまり深く考えておらず、
生で見て初めて、このことかと。
「これか」って、知ってたみたいに書きましたけど、
KT Tunstallというイギリスの女性シンガーが同じ方法で演奏しているのをYouTubeで見たことがあり、
それを思い出したのです。
KT Tunstall - Black Horse & The Cherry Tree (Later Archive 2004)
black horse and the cherry treeというこの曲。
学生時代、アカペラサークル内のグループでカバーしたことがありました…
この人の、Suddenly I See(こっちは有名な曲かも)とか、リトグリにカバーしてほしいなあと思ったりします。
そんな感じで、曲を続けながら新たなパートを増やしていき、
ボイスパーカッションやボイスベースも。
ベース、下のGくらいまで出てませんでした???
聴き間違えでしょうか。
ピアノの鍵盤中央のドから1オクターブ下のドがあって、その下のソ(G)まで出ていたような…?
そんな女性、アカペラやってても見たことありません。
どんなに低音まで出る人でもせいぜい4つ上のDくらい。
それも含めて、最初から最後までとにかく、
圧巻。
manakaってもしかして、歌の神様に見込まれた、100年に1人の逸材なんじゃないかしらってくらい。
YouTubeにこのパフォーマンスのっけたら、再生回数で億目指せるんじゃないかしらってくらい。
それくらいすごくて、
ライブ全体の中で一番強烈なインパクトでした。
今回だけじゃなくて、今後のライブでもぜひ随時披露していただきたい。
最後は芹奈。やはり洋楽。
セクシー路線的なことは聞いていたけれど、
本当やばかった。
衣装も胸元盛り盛りで。
あ、盛り盛りって言うと偽装してる感じになるんかな、
なんて言ったらいいんやろ。
谷間!!!的な。
椅子を使ってのパフォーマンスがきわどくてきわどくて。
その後ステージ上に寝そべってからちょっと前のお客さんに隠れてしまって、何をしているのか見えなかったんだけど、
見えなくてよかったのかもしれない。
刺激が強すぎて。笑
手の指先まで、足の爪先まで、
全身で演技をしていることが伝わってきました。
欲を言えば、もう少し太ってお肉をつけてくれるとより私好みの色っぽい感じになるのですが…
今回とにかくmanakaのインパクトがすごくて感想のボリュームが偏ってしまいましたが、
ここまで多彩なソロコーナーができるリトグリって改めてすばらしい。
グループでの歌唱が聴けるだけでも嬉しいのに、
こんなに楽しませてもらってチケット代約7500円は間違いなくお得!!!
と感じることができたソロコーナーでした。
3.まとめその他
個人的に、今回のツアー参戦は大大大満足でした。
単純に、いい席で見れたことも大きな理由の一つ。
ここまではっきり5人の顔が生で見れたのは、
2年半前に西宮ガーデンズでリリイベをやってくれた時以来です。
あと、メドレーではあるけど、Never ending dreamerが生で聴けたのも嬉しかった。
全体的に、
前に見た時よりずいぶん大人びたリトグリになっていました。
ECHOの新しさといい、
今回のツアーでの色々な挑戦といい、
リトグリの活動が新たなステージに入ったんだな、という印象。
次はどんなライブを見せてくれるのか、今から楽しみです。
楽しみといえば、
今回披露されなかったClassicや、
未だライブで披露されていないと思われる「君のこと」が
いつライブで歌われるのかも気になります。
ツアーこれから行かれる方も楽しんできてください!