Little Glee Monster LIVE IN 武道館2019 Calling Over!!!!! DVD感想・レビュー
見に行けなかった2019年2月のLittle Glee Monster(以下「リトグリ」)武道館ライブのDVDを見ました。
感想は、一言でいえば「最高」、そして「みんなが幸せになれるライブ」でした。(二言になりました)
でもそんな二言ですまされない思ったことがたくさんあったので、忘れないうちに感想を書いておくことにしました。
ライブを見に行った感想ではないので、
実際のライブの臨場感や迫力を体験して書かれた感想の方がもちろんなにかと参考になるとは思いますが、
そんなリトグリのライブに一年以上行けてない(直近が2018年3月の大阪城ホール2日目)、ライブに行きたい、という思いも含め、ライブ行ったことあるけど今回はDVDのみという立ち位置から書ければ、と。
以下、DVDを見て一晩たった記憶で書いているので、記憶違いや勘違い等あるかもしれませんがご了承願います。
↑という感じで当初書いていたのですが、複数回見たので若干修正しました。最初の感想を残しておくことも考えましたが、あくまで始めからDVDの感想なので、まあいいかということで元の記事を編集しています。
ライブの最初は、スクリーンの映像からのスタートでした。
抽象的な模様の映像。
あの、ウインドウズのパソコンで音楽を再生する時に出てくるやつ。
懐かしいと思ったのは私だけではないはずです。
ライブ会場全体が抽象的なイメージに飲み込まれていくようなDVDとしての映像編集も見事。
今回ライブ全体を通して、スクリーンの映像と音楽の融合も素晴らしい演出でした。
遠くから聞こえてくる歌声、それがだんだん近づいてきて、スクリーンに5人のシルエットが映し出され、メンバーが登場。
この、ライブの出だしに公表済みの持ち曲ではなく、そのライブのためだけに作った曲をやるのは2017年のLet's Glooooove!!!!! Monsterの時から始まった演出です。
この時のツアーのオープニングとエンディングが良すぎて、好評だったんでしょうね、そこからリトグリのライブの始まり方はこういう感じになりました。
これがよくできていて、毎回毎回かっこいい。
今回も期待を裏切らないかっこよさ。Are you readyのユニゾンからハーモニーに移るところ、しびれますね。
私達に向かって語りかけてくれている、という喜び。
そして衣装も良い。
今回の最初のこの衣装大好きです。華があって、それでいてメンバーそれぞれの魅力を際立たせていて。
客席が映し出されると、武道館の360度そして壁の上ーーーの方までお客さんがいっぱいなのがわかります。
後でMCで言っていましたが、1万2千人いるそうです。すごい。
個人的には、あんな上の方の天井際の席はこわくて無理です。
高所恐怖症なので。
普通のコンサートホールの2階席3階席もちょっと苦手。
武道館の席、斜度がありすぎじゃないですか??
ステージが見えやすいお客さん思いのつくりなんでしょうけど、私だったらしばらくの間イスとかにしがみついてしまいそう…
どうでもいいですね。余談なの。←
「放課後ハイファイブ」は、もちろん全員良いんだけど、メロの出だしとか全体的にmanakaの良さが光っていました。
manaka、今回の武道館を通してとにかく美しくて(ポニテ尊い)、年齢的に大人に近づいたからだけじゃなく、苦しいことも含め歌手としてのこれまでの経験の重みを感じさせるような美しさが出てきたような感じがして、終始見とれてしまいました。
メンバー全体的に、大物アーティストの風格すら感じさせる仕上がり。
というか、放課後ハイファイブを見てつくづく思うのですが、
いったいなんで2014年の私はメジャーデビューしたリトグリの方向性が気に入らなくて一旦応援するのやめたりしたの??
なんでなん?なんで?なんでなんで?なんで?
なんで?
どんなに問い返してももう遅い。
人生で一番の後悔ですね。
これからは目を離さないでいましょうね。
序盤で印象的だったのは、「青い風に吹かれて」。
CDで聴いた印象より倍かっこいい。
サビの手を上げて下ろす振りが、マネしやすくて好き。客席でみんながやっているのが見えるとテンション上がるんだろうなあ。
あと2番メロのアサヒが良い。
CDで聴いた時もそう思ったけど、ここ1、2年で表現の幅がぐんと広がりましたね。
曲によっては、情感たっぷり、エモーショナルな歌い方だったり、力強い歌い方、艶のある大人っぽい歌声だったり、聴いていて「おお!」って思うことが増えました。
それとMAYUの2サビ前の、CDではファルセットも使って歌っている所を地声で行ったのも、ライブらしくてよかった。
MAYUの声は個人的に一番好きで、ずっと聴いていたくなる声なので、いつもどこのパートを歌っているのか耳で探してしまいます。
2年前の武道館前は、声が出なくなったりして大変だったみたいですが、
最近は調子がよさそうで、瑞々しいきれいな声です。
「Feel Me~Karen Dance Bridge~」
これは、DVDを見た中で特に、「これは生で見た方がぜったいかっこいいだろうな~」と思った所です。
プロ野球をテレビ中継で見ると、今誰が何をしているのかよくわかるけど、生で見ると選手の動きとかが速すぎて何がおこっているのかわからない、あれと一緒です。えっそうなん!?
映像でもキレッキレで超かっこいいのに、実際ライブで見るとどうなってしまうのでしょう。
本当にかれんの動きのキレはやばいです。
それでその後、メンバー全員のダンスパートになった時に、口元に笑みをうかべているのも良い。
かれんにはこのライブ全体を通して、包容力を感じました。
歌に安定感があって、安心して聴けるし、他のメンバーが真剣な表情の中でやさしい微笑みをうかべているシーンが映っていたり。
しゃべるとあんなにかわいらしいのに。
とにかく、ライブ行きたい!!ってなりました。
「Catch me if you can」は、2ndアルバムの中で一番好きな曲なのでやってくれたの嬉しい。ただ、個人的にもうちょっと原曲に近いゆっくりめのテンポの方が好きかな。
「明日へ」
リトグリにとってもファンにとっても大事な曲なんだなあっていう空気感。
歌い手作詞の曲は、真に迫るものがありますね。
あと伴奏のピアノがおいしいので、耳コピして弾いてみたい。
芹奈とかれんは、大人になるにつれて聴きやすい声になりましたね。
いや、元々いい声だった!って怒られるかもしれませんが、たしかに元々個性も力もあって素晴らしい歌声だったと思いますが、個人的には昔より最近の声が好きです。
バンドセッションは、あれですね。
実際どうかわからないけど、フロント系の楽器はおじさまがやっていて、下支え系は若者がやっているのが面白いですね。(失礼)
いや、大好きですこの衣装替えタイム。
プロの生演奏最高!!って毎回なります。ライブだと客席に座って身を乗り出して見てます。
みんなはっちゃけていておもしろかった。
リトグリメンバーが戻ってきてからの絡みも見ていて楽しかった。
そしてお待ちかね、「ハピネス」。
今回の武道館ライブの半月ほど前にリリースされたアルバム「FLAVA」の中で私が一番好きな曲です。
ファンク?的な、洋のポップ寄りの曲で、リトグリメンバーの歌唱力を十分に活かしながらも、どこかけだるい雰囲気、ゆるい空気感をもった曲。
なんかそういう空気感の恋愛ドラマの主題歌になればいいのに、と思います(ドラマ見ないけど)。
メロのMAYUパートおいしすぎ。
この曲のMV(ショートバージョン)を見て、manakaがめちゃくちゃかわいいな、と思った方は多いんじゃないかと思いますが、まさかのライブでもそのかわいさを再現と来ましたよ。
曲に合わせてメンバーが右に左に歩き回ってファンサービスしたり、メンバー同士でからんだり。
サビはこれもマネしやすい振りあり。
なんか、「ハピネス」は10年後のリトグリでも違和感なく、いい味を出せそう。
ライブ毎回というわけにはいかないだろうけど、時々歌ってくれる長寿曲になったらいいな。ただ、キーがかなり高かったりするので、そこは工夫がいるかもしれないけど。
MAYUの盛り上げコテコテ大阪MC、大好きです。
「あれ?大阪の女芸人の漫才を見に来たんだっけ?」
とか思うようなメンバー同士のボケツッコミ(アサヒはしゃべらず)。
てか衣装、普段あまり足を出していないので、急に太ももから露出されると、目のやり場に困るというか、トップスの袖長さも含めかわいすぎてどうしようってなりますね。
「アカペラメドレー」
あの2017年のツアーのオープニングから始めてくれるとか胸熱。
この部分のベースはかれん?しっかりベースしててめっちゃかっこいい。
Seasons of Love入ったとこのリードをMAYUがやったのもよかった。
全体的に、しっかり仕上がったアカペラメドレーで、聴いてて気持ちよくて満足でした。
今回はリトグリのオリジナル曲中心だったけど、また洋楽とかのカバー曲中心のアカペラメドレーもやってほしいですね。2017~18年前半にやっていたアカペラメドレー(スリラーとか入ってるやつ)は本当にすごかった。
「恋を焦らず」
”いやいやダメ~”の所、たくさんの声に聞こえるように音程や声質をあえてバラバラにしているのがよかった。
リトグリのユニゾンはきれいすぎて一つの声に聞こえてしまいますからね。
「ギュッと」
CDよりもコーラスパートをあえて少なめにしていたようです。
歌詞の意味をかみしめるように歌っていたのが印象的でした。
「だから、ひとりじゃない」
1回目はこのあたりから立って観賞し始めました。楽しい楽しい。
MAYUの落ちサビが無かったのがちょっと残念だったけど、ノリ曲をメドレー的にたたみかけるような展開だったから仕方がない。
「SAY!!!」
芹奈あおり上手。なんか女王様みたい。
そして客席が元気。声がすごい。序盤からだけど、客席の声もしっかり収録されています。
ガオラーの皆のパワーを感じます。
2メロのMAYUの長いリード大好き。この割り振りをした人に大大大感謝。
MAYUの盛り上げMC第二弾。
リラックスしてしゃべっているように見えるのがすごい。
そしてかわいい。
「世界はあなたに笑いかけている」
客席がすっっっごい元気。
みんな、リトグリ大好きですね。そりゃそうか。
その場にいたらもっとすごかったんでしょうね。
これはステージ側からすると超嬉しいですね。
嬉しさや楽しさがメンバーの表情からひしひしと伝わってきました。
まさにみんなで、お客さんも含めたみんなでつくりあげるライブ。
ラストにぴったりの曲でした。
~アンコール~
「はじまりのうた」
感慨深さ。
感慨深さ。(2回言った。)
アサヒのたどたどしいMC
かわいい。
上手にしゃべれないところも含めて好き。というか親近感。
「My Brand New Day」
FLAVAの中で2番目くらいに好きな曲です。
写真撮影OKタイムで、ひたすら楽しそうでした。
manakaの涙ながらのMC、からの、「Jupiter」からの、芹奈のMC。
ここはなんかもう、二人の言葉から、ファンのために歌ってくれていることがすごく伝わってきて、胸がいっぱになりました。
芹奈が言っていた「どんなシチュエーションでも、私達がついている」的な言葉、
それってもう神様じゃないですか。
どこまでファン思いなんでしょう。ファンに寄り添う気持ちがすごい。
ここまで言われたら、明日からがんばろう!ってなりますよ。
こんな5人が、いつでもついててくれるんですよ。
心強すぎる。
「Everything could be your chance」
最後の曲。
芹奈も泣いていましたが、他のライブであまり感情的になるのを見たことのないアサヒがずっと泣いていたのが印象的でした。
きっとここへ来るまでの間、特にこの2年間、とてつもない努力や苦労があったんだろうと感じられました。
まだこんなに若いのになあ。
うーん。ひと回り年上の自分、もっとシャキッとしないとなあ。
お客さんに向けて、ファンに向けて語りかけるような曲。
「いってらっしゃい」と、各々の明日へ送り出してくれるような曲でした。
煙幕とシルエットで退場につながる流れも自然でした。
全体的に、リトグリのメンバーの表情がすごくよかった。
いきいきとして、気持ちよさそうに歌っていました。
しかも、ステージ後ろの席も含め客席の一人ひとりと目を合わせようとしているのも伝わってきて、
本当にファン思いだなあ、素敵な心遣いだなあと感じました。
バンドとの一体感もあり、良いチームだということがすごく伝わってきました。
エンドロールでは、たくさんのたくさんの裏方の人達が関わってこのライブが作り上げられたことがよくわかりました。
みんな最高!!
お客さん・ガオラーも最高!!!
ちょっと意外だったのは、FLAVA収録の「夏になって歌え」や「君のこと」がセットリストに無かったことです。
いずれも名曲ですが、リハーサルなどで試行錯誤を重ねるうちにそういうことになったのでしょう。
それでも武道館ライブ自体、今のリトグリの魅力を最大限に感じることのできるライブだったと思うので(生で見てはいないけれど)、
また別の機会に、2019年秋ツアーなどで組み込んでくれることに期待しています。
はやく次のライブに参戦したいという思いがますます強くなりましたが、
今回のこのDVDも何回も見たいと思います。
長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
追記(他にも追記してる):一応貼っておきます。
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