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Little Glee Monster いのちのうたフェス出演とJupiterの歌詞

2019年8月に放送された、NHKの『いのちのうたフェス』の録画を観ました。

 

 

 

 

番組の冒頭、出演アーティストとして、しょっぱなからリトグリの紹介で、

おお!ってなりました。

 

 

出番も最初で、盛り上げ役的に「世界はあなたに笑いかけている」の歌唱。

 

2番を飛ばしてブリッジに移る、テレビサイズ版。

 

100%の実力発揮とはいかない感じだったけど、

みんな良い笑顔で歌っていたのが良かった。

 

リトグリのみのライブとは違ったバンドの演奏が新鮮でした。

 

 

歌が演奏より遅れて聞こえた気がするけど、録る方法の問題かな?

後ろノリ、で済むレベルじゃなかったような。

 

 

次に、千羽鶴サークルの紹介とリトグリの訪問のVTRが流れ、

Jupiterの歌唱。

 

安定感あります。

 

 

普段は誰がどのラインを歌っているか聴き分けようと耳を働かせてしまいますが、

 

今回は歌詞に注目して聴いてみました。

 

http://j-lyric.net/artist/a00002a/l002378.html

 

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥で つながってる

 

これの意味が、

心の中でお互い思い合ってるからつながってるんだよ、

だけじゃない気がして。

 

 

※以下、半分妄想のような文章が続く上に表現力が足りないので、もうアカンと思った方は読み飛ばしてください…

 

 

 

 

 

私には私の心臓の鼓動が日々聴こえているわけだけれども、

私の身体っていうのは、何も無いところから発生したわけではなくて親の身体を通じて生まれたもので、

その親にはまた親がいて、どんどん遡っていくと、究極生命の起源まで到達します。

 

逆に言えば、子どもを必死で産んで必死で育てて、子どもが成長して一人前になって、さらに子どもを産んで育てて、の果てしない繰り返しの先端にいるのが、今生きている私、なわけです。

その間たくさんたくさん悲しいことがあって、戦争もあって、

それでもたくましく生きて、次の命につないできたのです。

 

そういう意味でも、

自分が生きている=心臓が動いている、ということに真っ向から向き合えば、

「ひとりじゃない」という実感につながるのだと思います。

 

 

 

さらに、私達は日々、他の生き物(動物も植物も)を食べ、水を飲んで生きています。

それらによって自分の身体をつくっています。

人間に食べられる動物は別の動物を食べているでしょうし、

植物も、動物の排泄物その他から栄養を吸収しています。

水も、この水道から出る前は浄水場で処理されて、その前は川を流れていて、その前は雨水で、それは海水が蒸発した雲が世界を旅してきたもので、みたいに、

なんでも由来をたどっていけるはずです。

 

 

また、身体だけでなく精神的な面、性格や考え方がなどは、生まれてから出会った人や環境が大きく影響しているでしょうし、

全ての人との関わりの経験が、今ここでこうしている自分、につながっています。

 

 

何が言いたいかというと、私の身体も精神も、

私以外の果てしない要素が集まってできているということで、

そういうあらゆるものに生かされているのが私、なのだと思います。

 

「ひとりじゃない」の歌詞にそこまでの意味を負わせるのは行き過ぎかもしれませんが。

 

 

…でもTVでも壮大な曲と言っていたので、

多少壮大に解釈してもいいんじゃないでしょうか。

 

 

そのように考えると、

今は自分を 抱きしめて
命のぬくもり 感じて

 

一人でもぬくもりを感じられるわけです。

私だけのようで、私だけではないから。

 

私たちは誰も ひとりじゃない
ありのままでずっと 愛されてる

 

 

そうなんです。

今こうして生きているということは、

「どうか幸せに生きてほしい」という親から子への愛や、パートナーやその他の人々の愛が連綿と果てしないリレーでつながって、私のところまできたということです。

 

個人を見れば例外はありますが、

基本的には誰もかれもが生まれつき持っている共通事項で、

だから「誰もひとりじゃない」んだと思います。

 

 

とはいえ、現状「誰にも愛されていない」と感じている人が、そういう実感を得るのは難しいのだろうな、とも思います。

 

そういう人のためにも、

 

私のこの両手で 何ができるの?
痛みに触れさせて そっと目を閉じて

(略)

私を呼んだなら どこへでも行くわ
あなたのその涙 私のものに

(略)

望むように生きて 輝く未来を
いつまでも歌うわ あなたのために

 

このように、歌で寄り添ってくれようとしているのでしょうね。

素敵。

 

 

まとまりませんが、

Jupiterは、戦争、原爆をみんなで思い起こす時期、お盆を迎えるこの時期にふさわしい曲だな、と思いました。

 

 

 

 

 

番組の続きです。

その後様々なアーティストやドキュメンタリーを経て、

最後に全員での歌唱。

 

後ろの合唱の子達を振り返って気にかける芹奈とかれんの優しさ。

 

 

なんと今回も、TBSの「音楽の日」(だっけ?)よろしく、

曲中の大事なパート(落ちサビ、的な)でリトグリの起用!!

いいですね〜

実力が認められてきてますね〜

実際、期待に応える美しいハーモニーでした…

 

 

 

 

番組全体的に、広島が中心といえど、

若者が興味を持つこのようなイベントで、多少ライトにではあるけれど戦争について学ぶことができる、

という構成は、いいな、と思いました。

 

 

リトグリについて言うと、

アサヒの表情が全体的に良いと思いました。

映る回数が多かった?のもあるかも。

歌の時の笑顔があるから、

ドキュメンタリー部分などの真剣な表情もより真剣さが伝わる、

そんな感じでした。

 

 

まだまだ暑いけど、夏もそろそろ終盤。

秋ツアーに会いに行ける日が待ち遠しいかぎりです。